楽天モバイルの電波は大丈夫?つながりやすさの不安をエリア確認で解消

このページでは、楽天モバイルへの乗り換えで一番心配されやすい「電波・つながりやすさ」の不安を、初めての方にも分かりやすく解消していきます。 プラチナバンドやパートナー回線といった言葉の意味から、乗り換え前後で電波を確かめる具体的な手順までを、順番にまとめました。

なお、通信エリアやサービスの内容は変わることがあります。 この記事は執筆時点(2026年7月)の情報に基づいていますので、最終的な内容は必ず楽天モバイル公式サイトでご確認ください。

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①楽天モバイルの電波は本当に大丈夫?

結論から言うと、楽天モバイルのつながりやすさは以前より大きく良くなっており、生活圏のエリアを確認してから乗り換えれば、多くの方は問題なく使えます。 電波は場所によって差があるため、「みんなが使えているか」ではなく「自分がよくいる場所で使えるか」で判断するのが失敗しないコツです。 ここでは、まず不安の正体を整理します。

楽天モバイルは、ドコモ・au・ソフトバンクに続いて自社の回線を持つ携帯電話会社で、後から通信網を広げてきた分、初期には「電波が弱い」という声がありました。 そのイメージが今も残っていて、乗り換えをためらう理由になっている方が少なくありません。

しかし、状況は年々変わっています。 楽天モバイルは自社の基地局を増やし続けており、後ほど説明する「プラチナバンド」という電波の使用も2024年に始まりました。 さらに、自社の電波が届きにくい場所では、au回線を借りてつながる仕組みも用意されています。

不安を分けて考えると、心配することがはっきりします。 つながりやすさの不安は、大きく次の3つに整理できます。

この3つは、どれも事前の確認と、乗り換え後の簡単なチェックで対処できます。 大切なのは、平均的な評判に振り回されず、ご自身の生活圏で確かめることです。 この記事では、その確認のやり方を具体的に説明していきます。

もう1つ知っておきたいのは、電波が弱くなりやすい場所は、どの携帯電話会社でも共通しているという点です。 鉄筋の建物の奥、地下、エレベーターの中、山あいの地域などは、大手3社でも電波が弱まりやすい場所です。 「楽天モバイルだから弱い」のではなく、電波そのものの性質だと考えると、必要以上に不安になりすぎずに済みます。

この記事の後半では、乗り換え前にできる確認と、乗り換え後にできる確認の、両方のやり方を具体的にお伝えします。 どちらも特別な道具は必要なく、スマホと、公式の地図があればできます。 「なんとなく心配」という状態を、1つずつ確認に変えていけば、落ち着いて判断できるようになります。

シニア向けの注意点:「知り合いがつながらないと言っていた」という話だけで判断するのは早計です。 同じ市内でも、場所や建物によって電波は変わります。 まずはご自身の生活圏を、この後の手順で確かめてみましょう。

②プラチナバンドで変わったつながりやすさ

結論から言うと、楽天モバイルは2024年6月に「プラチナバンド」という電波を使い始めており、これまで電波が届きにくかった場所でのつながりやすさが少しずつ良くなっています。 プラチナバンドは、建物の奥や地下に届きやすい性質を持つ電波です。 ここでは、その仕組みを分かりやすく説明します。

「プラチナバンド」とは、700MHz〜900MHzくらいの低い周波数の電波の通称です。 低い周波数の電波は、障害物に回り込みやすく、遠くまで届きやすいという性質があります。 そのため、建物の奥や地下、郊外など、電波が届きにくかった場所にも届きやすくなります。

楽天モバイルは、2024年6月27日に、この700MHz帯のプラチナバンドでの商用サービスを開始しました(出典:楽天モバイル株式会社「楽天モバイル、"プラチナバンド" 700MHz帯での商用サービスを開始」)。 これは、大手3社が以前から使ってきたのと同じ種類の電波で、楽天モバイルのつながりやすさを底上げする役割を持っています。

なぜプラチナバンドが大切なのかを、身近な例で考えてみましょう。 高い周波数の電波は、速い通信が得意な一方で、壁などの障害物に弱く、建物の奥まで届きにくい弱点があります。 低い周波数のプラチナバンドは、その弱点を補い、屋内や地下でも電話やインターネットがつながりやすくなります。

ただし、注意しておきたい点もあります。 プラチナバンドのエリアは、いきなり全国に広がるわけではなく、電波が届きにくかった場所を優先して、順次拡大している途中です。 そのため、お住まいの地域によっては、まだ効果を感じにくい場合もあります。

大切なのは、「プラチナバンドが始まったから、どこでも必ずつながる」と思い込まないことです。 つながりやすさは着実に良くなっていますが、最終的には、後ほど説明する方法で、ご自身の生活圏を確かめるのが確実です。 プラチナバンドは、その確認を後押ししてくれる心強い進歩だと考えておきましょう。

プラチナバンドの効果は、これから時間をかけて広がっていきます。 楽天モバイルは自社の設備を増やし続けているため、今つながりにくい場所でも、時間がたつと改善することがあります。 反対に、乗り換えを決めるのは今の状況が大切なので、契約前の確認は欠かせません。

あわせて、楽天モバイルは高速の5G(ファイブジー)にも対応しています。5Gは、対応したエリアと機種であれば、より速い通信ができる新しい電波です。 ただし、日常の電話やインターネットは、これまでの4Gでも十分に快適に使えるため、5Gが使えるかどうかを乗り換えの決め手にする必要はありません。 まずは、生活圏で電波が届くかどうかを優先して確認しましょう。

シニア向けの注意点:「プラチナバンド」という言葉は難しく聞こえますが、要は「建物の奥や地下に届きやすい電波が増えた」という良い知らせです。 言葉の意味を細かく覚える必要はありません。 つながりやすさが良くなっている、という点だけ知っておけば十分です。

③楽天回線とパートナー回線(au回線)の仕組み

結論から言うと、楽天モバイルは自社の「楽天回線」と、それを補う「パートナー回線(au回線)」の2つでつながる仕組みで、どちらの回線でもデータ通信は使い放題です。 回線を自分で切り替える必要はなく、スマホが自動でつなぎ分けます。 ここでは、この2つの回線の関係を説明します。

楽天モバイルには、自社が持つ「楽天回線」があります。 これが基本の回線で、エリアは年々広がっています。 一方で、楽天回線がまだ届いていない場所では、auの回線を借りてつながる「パートナー回線エリア」が用意されています(出典:楽天モバイル公式「パートナー回線エリアとはなんですか」)。

この2つは、利用者が意識して切り替える必要はありません。 楽天回線が届く場所では楽天回線に、届かない場所では自動でパートナー回線につながります。 どちらにつながっていても、電話もインターネットも同じように使えます。

以前は、パートナー回線を使うと1か月あたりのデータ量に制限がありましたが、現在はその制限が撤廃されています。 今は、楽天回線でもパートナー回線でも、高速のデータ通信が使い放題です。 そのため、どちらの回線につながっているかを、普段はあまり気にせずに使えます。

今どちらの回線につながっているかを知りたい時は、「my 楽天モバイル」というアプリで確認できます。 電波が弱いと感じた時に、どちらの回線につながっているかを見てみると、原因を考えるヒントになります。 ただ、普段の生活では、ここまで細かく確認する必要はありません。

2つの回線の関係を、下の表にまとめました。 言葉が似ていて分かりにくい時は、この表で整理しておきましょう。

回線の種類内容データ通信
楽天回線楽天モバイル自社の回線。エリアを拡大中使い放題
パートナー回線楽天回線が届かない場所でau回線を借りてつながる使い放題

この2つの回線があることで、楽天モバイルは自社エリアを広げながらも、届かない場所をauの回線で補えます。 乗り換えを考える時は、「楽天回線とパートナー回線のどちらでも、生活圏でつながるか」を確かめれば十分です。 その確認のやり方を、次に説明します。

電波の強さは、画面の上にあるアンテナのマーク(電波のマーク)でも、おおよそ分かります。 マークの本数が多いほど電波が強く、少ないほど弱い状態です。 電話が切れやすい、インターネットが遅いと感じた時は、まずこのマークを見て、電波の状態を確かめてみましょう。 マークが十分に立っているのに調子が悪い時は、スマホの再起動で直ることもあります。

シニア向けの注意点:「楽天回線」と「パートナー回線」という2つの言葉が出てきますが、使う側が切り替える操作は必要ありません。 スマホが自動でつなぎ分けてくれるので、仕組みの細かい部分を覚える必要はありません。 「どちらでもつながる」とだけ知っておけば大丈夫です。

④乗り換え前に生活圏のエリアを確認する方法

結論から言うと、乗り換え前の確認で一番大切なのは、楽天モバイル公式の「サービスエリアマップ」で、自宅や職場など、よくいる場所が対応エリアに入っているかを調べることです。 手順は難しくありません。 順番に確認していきましょう。

サービスエリアマップは、住所や地図から、その場所の対応状況を色分けで見られる公式の地図です。 まずは、次の手順で生活圏がエリアに入っているかを調べます。

  1. 楽天モバイル公式のサービスエリアマップを開きます
  2. 自宅や職場などの住所を入力するか、地図を動かして場所を合わせます
  3. その場所が対応エリアの色になっているかを確認します
    ※濃い色は楽天回線、別の色はパートナー回線、というように色分けされていることがあります
  4. 自宅・寝室・職場・よく行くお店や病院など、複数の場所で同じように確認します

地図の色の意味は、地図の凡例(説明)に書かれています。 楽天回線とパートナー回線で色が違うことがありますが、どちらの色でも電話とインターネットは使えるので、まずは「対応エリアの色になっているか」を見れば大丈夫です。 判断に迷ったら、店舗や電話の窓口で「この住所は使えますか」と尋ねるのも確実な方法です。

確認する場所を選ぶ時は、実際に電話やインターネットを使う場所を思い浮かべると良いでしょう。 自宅はもちろん、寝室や台所など、家の中でよくいる部屋も分けて確認しておくと安心です。 外出先では、よく行くスーパーや病院、駅など、生活の中で電話を使う場所を選びます。

身近な人に聞いてみるのも良い方法です。 ご家族や近所の方に楽天モバイルを使っている人がいれば、自宅や近所での電波の様子を教えてもらえます。 実際に使っている人の声は、地図だけでは分からない生活圏の感覚をつかむのに役立ちます。

ただし、同じ地域でも、建物や部屋の位置によって電波は変わります。 人の話はあくまで参考にとどめ、最終的にはご自身の生活圏で確かめるのが確実です。 特に、マンションの高い階や、窓のない部屋では、地図の上では対応エリアでも、電波が弱く感じることがあります。

確認の結果は、下のように受け止めると判断しやすくなります。 生活の中心となる自宅や職場でしっかりつながりそうなら、多少電波の弱い場所があっても、大きな不便にはなりにくいものです。

確認の結果考え方
自宅・職場がしっかり対応エリア安心して乗り換えを進めやすい
一部の場所だけ電波が弱そうWi-Fiの併用などで補えることが多い
生活の中心がエリア外・電波が弱い窓口へ相談し、慎重に判断する

引っ越しの予定がある方は、今の住まいだけでなく、新しい住まいの場所も事前に地図で確認しておくと安心です。 エリアは順次広がっており、状況は変わることがあるため、最新の情報は上記のサービスエリアマップでご確認ください。

サービスエリアマップでは、4Gのエリアだけでなく、5G(より速い通信ができる電波)のエリアも確認できることがあります。 ただ、シニアの方の普段の使い方では、4Gのエリアに入っていれば、電話もインターネットも快適に使えます。5Gにこだわらず、まずは「対応エリアに入っているか」を確認すれば十分です。

地図での確認は、パソコンでもスマホでもできます。 スマホの画面では地図が小さくて見づらいと感じる方は、パソコンの大きな画面で確認すると、色分けが見やすくなります。 ご家族に手伝ってもらう時も、大きな画面のほうが一緒に確認しやすくなります。

シニア向けの注意点:エリアの確認は、1か所ずつ、慌てずに行うのがおすすめです。 ご家族が近くにいれば、地図の操作を一緒に見てもらうと、より安心して確認できます。 分からない時は、店舗や電話の窓口で住所を伝えて尋ねれば、教えてもらえます。

⑤乗り換え後に電波を確かめる方法と、弱い時の対処

結論から言うと、乗り換えて開通したら、普段よく使う場所で実際に電波を確かめ、もし弱い場所があればWi-Fiの併用などで対処します。 乗り換えには、一定の期間内なら契約を見直せる仕組みが設けられていることがあるため、開通後すぐの確認が大切です。 ここでは、確認のやり方と対処法を説明します。

開通したら、まずは次のポイントで、実際の電波を確かめておきましょう。 地図での確認と違い、実際に使ってみることで、本当のつながりやすさが分かります。

もし電波が弱いと感じた時は、いくつか試せることがあります。
1つ目は、スマホを一度再起動することです。
2つ目は、窓際など電波の入りやすい場所へ移動することです。

3つ目は、自宅にWi-Fi(無線のインターネット環境)があれば、それにつないでおくことです。Wi-Fiにつないでおくと、通話アプリ「Rakuten Link」からの通話も、インターネットも、Wi-Fi経由で安定して使えることがあります。 特に鉄筋の建物では電波が弱くなりやすいため、屋内でよく使う方は、Wi-Fiの併用がおすすめです。

自宅の中でも、電波の入り方は場所で変わります。 窓に近い場所のほうがつながりやすいことが多いので、電話が切れやすいと感じたら、スマホの置き場所を少し変えてみるのも1つの方法です。 これらを試しても改善しない場所が生活の中心にある場合は、無理をせず窓口へ相談しましょう。

電波が弱い場所が見つかったら、慌てずに、そこがどのくらい大切な場所かを考えます。 ときどき立ち寄る程度の場所なら、大きな問題になりにくいものです。 反対に、自宅や職場など、毎日長くいる場所で常につながりにくい場合は、見直しの仕組みが使えるうちに、早めに楽天モバイルの窓口へ相談しましょう。

窓口へ相談する時は、状況を具体的に伝えると、案内がスムーズです。 いつ・どこで・どんなふうにつながりにくいかを、事前にメモしておくと役立ちます。 「自宅の寝室で電話が切れやすい」のように具体的に伝えると、担当者も状況をつかみやすくなります。

見直しの仕組みについても知っておくと安心です。 乗り換えには、一定の期間内であれば契約を見直せる仕組み(初期契約解除など)が設けられていることがあります。 適用される条件や期間は変わることがあるため、必ず楽天モバイル公式サイトの案内でご確認のうえ、早めに相談してください。

自宅の電波が弱い場合に覚えておきたいのが、通話アプリ「Rakuten Link」は、Wi-Fiにつながっていれば、その回線を使って通話やメッセージができるという点です。 つまり、自宅にWi-Fiがあれば、携帯の電波が弱くても、Wi-Fi経由で通話できることがあります。 屋内での通話が心配な方は、自宅のWi-Fiとあわせて使うことを考えておくと安心です。

シニア向けの注意点:電波の確認は、日中の明るい時間に、慌てず1か所ずつ行うのがおすすめです。 「使ってみて合わなかったらどうしよう」と不安に思う必要はありません。 早めに確かめておけば、見直しの選択肢がある間に対応できます。

⑥よくある不安への答えとまとめ

結論から言うと、電波の不安は「生活圏を地図で確認し、開通後に実際に使ってみる」という2段構えで、ほとんど解消できます。 最後に、よくある不安への答えを整理し、この記事のまとめをお伝えします。

まず、「地方や田舎だとつながらないのでは」という不安です。 地方や山間部では、楽天回線がまだ届いていない場所もありますが、その場合もパートナー回線(au回線)でつながることが多く、電話もインターネットも使えることがほとんどです。 それでも、生活圏で確かめておくことが一番大切なので、必ずエリアマップで確認しましょう。

次に、「建物の中や地下で切れるのでは」という不安です。 鉄筋の建物の奥や地下では電波が弱くなりやすいですが、これはどの携帯電話会社でも同じです。 プラチナバンドの導入で改善が進んでおり、それでも弱い場所は、Wi-Fiの併用でほぼ解消できます。

そして、「乗り換えてから後悔したくない」という不安です。 これには、開通後すぐに生活圏の電波を確かめておくことが答えになります。 見直しの仕組みが使えるうちに確認しておけば、もし合わなかった時にも落ち着いて対応できます。

もう1つ、「動画やインターネットの速度は十分か」という不安もよく聞きます。 楽天モバイルは、動画を見たり、地図やホームページを開いたりするのに十分な速さで使える場所がほとんどです。 時間帯や場所によって速度が変わることはありますが、電話・メール・調べものといった普段の使い方で困る場面は多くありません。 もし遅いと感じる場所があっても、Wi-Fiを併用すれば快適に使えます。

ここまでの内容を、まとめます。 楽天モバイルのつながりやすさは、プラチナバンドの導入や基地局の増加で、以前より着実に良くなっています。 楽天回線とパートナー回線の2つでつながり、どちらでもデータ通信は使い放題です。

そのうえで、乗り換えで失敗しないために大切なのは、平均的な評判ではなく、ご自身の生活圏で確かめることです。 乗り換え前にサービスエリアマップで確認し、開通後に実際に使ってみる、この2段構えを守れば、電波の不安はほとんど解消できます。

電波以外の、料金や乗り換え手順などの基本を知りたい方や、実際の乗り換えを進めたい方は、次の記事も参考にしてください。

シニア向けの注意点:不安を全部一度に解消しようとせず、まずは「自宅が対応エリアに入っているか」の確認から始めてみてください。1つ確かめられると、次の不安も落ち着いて見られるようになります。 分からない時は、ご家族や窓口に相談すれば大丈夫です。