家族の見守りと安心の設定|位置の共有・緊急SOS・迷惑電話対策を家族が一緒に設定する手順

このページでは、離れて暮らすご家族のスマホに「見守り」の設定を入れる手順をまとめます。 家族と居場所を共有する設定、いざという時に助けを呼べる緊急SOS、そして迷惑電話や迷惑SMSへの備えの3つを順に説明します。

ご家族から「親のスマホに何か設定しておいたほうが良いですか」というご相談をよくいただきます。 結論から言うと、最初にやっておく価値があるのは位置の共有と緊急SOSの2つです。

どちらもスマホに最初から入っている機能なので、追加の費用はかかりません。 そして、どの携帯電話会社と契約していても同じように使えます。

ただし、設定そのものよりも大事なことが1つあります。 見守りの設定は本人の同意があって初めて成り立つもので、家族が黙って入れるものではないという点です。 この記事では、その進め方も含めて説明します。

なお、サービスの内容や条件は変わることがあります。 この記事は執筆時点(2026年8月)の情報に基づいていますので、楽天モバイルのオプションについては必ず楽天モバイル公式「オプションサービス」でご確認ください。

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①設定を始める前に、家族で決めておくこと

結論から言うと、見守りでまず決めるのは機能の選び方ではなく、本人がどこまで共有して良いと思っているかです。ここを飛ばして家族が先に設定を入れてしまうと、後になって「勝手に見られている」という気持ちだけが残ります。 最初に確かめることから順にお伝えします。

大前提として、位置の共有も緊急SOSも、本人の端末で本人のIDを使って設定する仕組みです。 家族が自分のスマホだけを操作して、離れた場所にある親のスマホに設定を入れることはできません。

ですので、帰省した時や家族が集まった時に、本人のスマホを手元に置いて一緒に進めるのが基本になります。 電話ごしに口頭で説明するやり方は、画面が見えないぶん時間がかかり、途中で分からなくなりがちです。

もう1つ、混同しやすい点をはっきりさせておきます。 位置の共有や緊急SOSは、iPhoneやAndroidに最初から入っている機能で、どの携帯電話会社と契約していても使えます。 楽天モバイルに乗り換えたから使えるようになる、というものではありません。

反対に、楽天モバイルのオプションで見守りができると思われがちなものもあります。 「あんしんコントロール」というサービスがありますが、これは18歳未満のお子さま向けのフィルタリングサービスです。 18歳以上は申し込めないため、シニアの見守りには使えません(出典:楽天モバイル公式「あんしんコントロール」)。

ここまでを踏まえて、設定を始める前に家族で決めておくことを3つに絞りました。 どれも後から変えられますが、先に話しておくほど後の行き違いが減ります。

1つ目は、何を共有して、何を共有しないかです。 位置の共有と緊急SOSは別の機能なので、「居場所は共有しないが、緊急SOSの知らせだけは受け取る」という選び方もできます。 本人が抵抗を感じるほうを、無理に入れる必要はありません。

2つ目は、家族の誰が知らせを受け取るかです。 連絡先を複数にしておくと、1人が電話に出られない時でも誰かが気づけます。 反対に多すぎると誰も動かないことが起きるため、まず動く人を1人決めておきましょう。

3つ目は、やめたい時にいつでもやめられると伝えておくことです。 位置の共有は本人の操作でいつでも止められますし、一度始めたら続けなければならないものでもありません。 「試してみて、嫌なら止めれば良い」と伝えると、話が進みやすくなります。

設定の当日に用意しておくものも挙げておきます。 本人のスマホ、画面ロックの暗証番号、そしてAppleアカウントまたはGoogleアカウントのIDとパスワードの3つです。

特にパスワードは、思い出せずにそこで手が止まることが一番多い項目です。 前日までに1度ログインできるか確かめておくと、当日に慌てずに済みます。

パスワードが思い出せない場合の段取りも、先に考えておくと安心です。 再設定には、登録してあるメールアドレスか電話番号で受け取る確認コードが必要になります。 そのため、そのメールアドレスを今も見られる状態かどうかを、前日までに確かめておきましょう。

ここでつまずきやすいのは、以前使っていたメールアドレスのまま登録が残っている場合です。 携帯電話会社を乗り換えた際に使えなくなったアドレスが登録されていると、確認コードを受け取れません。 その場合は、設定の当日ではなく、先にアドレスの変更から済ませておく必要があります。

かかる時間の見当もつけておきましょう。 位置の共有だけなら10分ほど、緊急SOSと迷惑電話対策まで含めても30分ほどで終わります。 ただし、パスワードの再設定が必要になると、確認のメールを待つ時間がここに加わります。

進め方にも、1つだけコツがあります。 家族が代わりに操作するのではなく、本人に画面を触ってもらい、家族は横から手順を読み上げる形にすることです。 自分で1度触っておくと、後で「どこを押せば止められるか」が本人にも分かります。

スマホを買い替えた時のことも、先に伝えておくと親切です。 ここで説明する設定は端末ごとのものなので、機種を変えると入れ直しが必要になります。 買い替えを手伝う時は、あわせて見守りの設定も確認する、と覚えておきましょう。

シニア向けの注意点:見守りの設定は、本人のスマホを手元に置いて、本人と一緒に進めるものです。 位置の共有も緊急SOSも、契約している携帯電話会社に関係なく使えます。 「あんしんコントロール」は18歳未満向けなので、シニアの見守りには使えない点だけ覚えておきましょう。

②iPhone同士で位置を共有する手順

結論として、家族全員がiPhoneを使っているなら、Appleの「探す」アプリとファミリー共有を使うのが一番手数が少なく済みます。追加の費用はかからず、新しくアプリを入れる必要もありません。 手順を順に見ていきます。

まず、やり方が2つあることを知っておいてください。 1人ずつ相手を選んで共有する方法と、ファミリー共有のグループを作ってまとめて共有する方法です。 家族が2人だけなら前者、3人以上が関わるなら後者が向いています。

1人ずつ共有する場合は、「探す」アプリから始めます。 本人のiPhoneで「探す」を開き、下にある「人を探す」を選び、「位置情報を共有」から相手を指定します(出典:Apple「iPhoneの「探す」で位置情報を共有する」)。

相手の指定には、電話番号かAppleアカウントのメールアドレスを使います。 電話帳に登録されていれば名前を選ぶだけで済むので、先に登録を済ませておくと早く進みます。

ここで、家族の側に1つ知っておいてほしい動きがあります。 共有を受け取った家族の画面には、相手の名前の下に「共有」という選択肢が出て、これを押すと自分の位置情報も相手に共有されます。 共有し返したくない場合は「キャンセル」を選べば、受け取るだけの片方向の共有にできます。

この点は「見守りを始めると自分の居場所まで見られる」という誤解につながりやすい部分です。 片方向にもできると先に伝えておけば、手伝う側の家族も納得して進められます。 なお「メッセージ」アプリから、相手に位置情報の共有を依頼することもできます。

共有を始める時に、続ける長さを選ぶ画面が出ます。 「1時間だけ共有」「今日の終わりまで共有」「無期限に共有」の3つから選ぶ形です。 見守りが目的であれば「無期限に共有」を選びますが、まず試したいだけなら短いほうから始めても構いません。

ファミリー共有を使う場合は、設定アプリから進みます。 本人のiPhoneで「設定」を開き、一番上にある名前の部分から「ファミリー」を選び、「位置情報の共有」に進みます(出典:Apple「iPhoneで家族と位置情報を共有し、家族の紛失したデバイスを探す」)。

ファミリー共有のグループに入れる人数には上限があります。 自分を含めて最大6人、つまり自分のほかに5人までです。 夫婦と子ども夫婦、といった組み合わせでも十分に収まる人数です。

グループを作る時に便利な設定も1つあります。 「位置情報を自動的に共有」をオンにしておくと、後からグループに加わった家族とも自動で共有が始まります。 孫が新しくiPhoneを持った時などに、その都度設定し直さずに済みます。

設定が終わったら、その場で確認まで済ませましょう。 家族のiPhoneで「探す」を開き、「人を探す」に本人の名前と地図が出ていれば成功です。 地図に出るまで少し間があることもあるので、すぐ出なくても慌てないでください。

もう一歩進んだ使い方として、通知の設定もできます。 相手が特定の場所に着いた時や、その場所を離れた時に、知らせを受け取れる仕組みです(出典は上記でお伝えしたAppleの案内と同じです)。

この通知は、使いどころを絞ると役に立ちます。 例えば「病院に着いたら知らせる」「自宅を離れたら知らせる」のように、心配な場面だけに設定しておく形です。 何にでも設定すると通知が多くなりすぎて、かえって見なくなります。

止め方も、設定した日に一緒に確認しておきましょう。 「探す」の「人を探す」から相手を選び、位置情報の共有を停止する操作を選べばすぐに止まります。 本人が自分の操作で止められると分かっていることが、続けるうえで大切です。

電池の減りを心配される方もいますが、位置の共有そのものが極端に電池を減らすわけではありません。 気になる場合は、充電の習慣を決めておくほうが確実です。 寝る前に充電器につなぐという形にしておけば、日中に切れることはほとんどありません。

1つだけ、うまくいかない時に見る項目があります。 本人のiPhoneで位置情報サービスそのものがオフになっていると、共有を始めても地図に何も出ません。 「設定」の「プライバシーとセキュリティ」から、位置情報サービスがオンになっているかを確かめてください。

シニア向けの注意点:家族全員がiPhoneなら、「探す」とファミリー共有だけで足ります。 共有できる人数は、自分を含めて最大6人までです。 設定した日に、止め方まで一緒に確認しておきましょう。

③機種が違う時はGoogleマップで位置を共有する

結論として、家族の中にiPhoneとAndroidが混ざっている場合は、Googleマップの「現在地の共有」を使うと1つのやり方にそろえられます。Googleマップは、iPhoneでもAndroidでも同じように使えるためです。 こちらも追加の費用はかかりません。

Appleの「探す」との違いを、先にはっきりさせておきます。 「探す」はApple製品同士でしか使えないため、親がAndroid、子がiPhoneという組み合わせでは共有できません。 その点、Googleマップなら機種の組み合わせを気にせずに済みます。

準備するものは2つだけです。 本人のスマホにGoogleマップが入っていることと、Googleアカウントでログインしていることです。 Androidであれば最初から入っていますし、iPhoneでも無料で入れられます。

手順は、アプリの右上から始まります。 Googleマップを開き、右上にあるプロフィール写真(写真を登録していない場合は名前の頭文字)を押し、「現在地の共有」を選びます(出典:Google マップ ヘルプ「Google マップでリアルタイムの位置情報を共有する」)。

次に、共有する相手と期間を選びます。 Googleアカウントを持っている相手であれば、その相手を指定して共有します。 アカウントを持っていない相手には、リンクを渡す形でも共有できます。

この2つのやり方で、共有が続く長さが変わる点は知っておいてください。 相手を指定して共有した場合は、自分で止めるまで続きます。 リンクを渡す形の共有には上限の時間があるため、見守りとして続けたい場合は相手を指定する形を選びましょう。

共有を始めると相手の画面に何が見えるのかも、本人に伝えておくべきです。 見えるのは、最近の位置情報、スマホの電池残量と充電中かどうか、そして通知を有効にしている場合の到着時刻と出発時刻です(出典:Google アカウント ヘルプ「現在地の共有設定を管理する」)。

電池残量まで見えるという点は、意外に思われるかもしれません。 ただ、見守る側からすると「返事がないのは電池が切れているだけだ」と分かるので、無用な心配をせずに済みます。 先に伝えておけば、本人にも納得してもらいやすい部分です。

初めの状態についても触れておきます。 現在地の共有は初めはオフになっていて、誰かと共有を始めるまでオンにはなりません。 つまり、アプリが入っているだけで居場所が誰かに伝わることはありません。

設定が終わったら、家族側の画面でも確かめます。 家族のスマホでGoogleマップを開き、同じく「現在地の共有」を開くと、本人の名前と地図が表示されます。 ここまで見えて、初めて設定できたと言えます。

止め方も、その場で確認しておきましょう。 「現在地の共有」を開き、止めたい相手を選んで共有を停止すれば終わりです。 1度止めても、また同じ手順で始められます。

共有している間に本人の画面に出るものも、先に伝えておきましょう。 現在地を共有している間は、通知の一覧に「現在地情報が更新された」という知らせが随時表示されます。 初めて見ると驚かれますが、共有が働いている印なので心配は要りません(出典:Google マップ ヘルプ「共有中の現在地情報が更新されたときの通知」)。

この知らせが気になる時の扱い方には、注意する点があります。 通知そのものをオフにすると、共有している現在地が更新されず、家族の画面に古い居場所が残ることがあります。 邪魔に感じる場合は、通知を長押しして「最小化」を選び、オフにはしないようにしてください。

1つだけ、つまずきやすい点があります。 現在地の共有の設定は、スマホごと・アカウントごとに分かれているという点です。 複数のスマホやタブレットで同じGoogleアカウントを使っている場合は、それぞれで設定を確かめる必要があります。

iPhoneでGoogleマップを使う場合は、もう1つ確認する項目があります。 iPhone側の設定で、Googleマップに位置情報の利用を許可しているかどうかです。 許可していないと、共有を始めても地図に何も出ないので、うまくいかない時はここを見てください。

どちらのやり方を選ぶかで迷った時の目安もお伝えします。 家族全員がiPhoneなら「探す」、1人でもAndroidが混ざるならGoogleマップ、と決めてしまうのが分かりやすい形です。 2つを併用することもできますが、確認する場所が増えるだけなので、まずは1つに絞ることをお勧めします。

シニア向けの注意点:iPhoneとAndroidが混ざっている家族は、Googleマップの「現在地の共有」でそろえられます。 相手を指定して共有すれば、自分で止めるまで続きます。 相手には電池残量も見えるので、その点は先に本人へ伝えておきましょう。

④緊急SOSを設定して、いざという時に知らせが届くようにする

結論として、緊急SOSは防犯ブザーの代わりではなく、通報と家族への知らせを一度にまとめて行う機能です。大きな音を出すこともできますが、本来の役割は助けを呼ぶところにあります。 iPhoneとAndroidに分けて説明します。

まずiPhoneです。 サイドボタンと音量ボタンのどちらかを一緒に長押しすると、警告音が鳴ってカウントダウンが始まり、それが終わると緊急通報サービスへ発信されます(出典:Apple「iPhoneでSOSを使って緊急サービスに連絡する」)。

この時、通報と同時に起きることが2つあります。 どちらも事前に登録しておかないと働かない部分です。

1つ目は、登録しておいた緊急連絡先へ通知が送られることです。
2つ目は、メディカルIDに登録した情報を、駆けつけた人に見てもらえることです。

メディカルIDは、ヘルスケアアプリから設定します。 アレルギー、持病、飲んでいる薬、そして緊急連絡先を登録でき、「ロック中に表示」をオンにしておけば、iPhoneがロックされたままでも救急隊員が確認できます(出典:Apple「メディカルIDを設定して確認する」)。

次にAndroidです。 電源ボタンを5回以上続けて押すと、緊急SOSが起動します(出典:Google公式ヘルプ「緊急時に助けを求める」)。

Androidは、動き方を自分で選べる点が特徴です。 「長押しでアクションを開始する」か「カウントダウン後に開始する」かを選べ、「アラーム音を鳴らす」をオンにすると大きな音が鳴ります。 この音があるので、防犯ブザーに近い使い方もできます。

起動した後に何をするかも、選んで設定できます。 用意されているのは、通報する、位置情報を緊急連絡先と共有する、動画を撮影する、の3つです。 見守りが目的であれば、通報と位置情報の共有をオンにしておくと良いでしょう。

ここで1つ、大事な注意点があります。 機内モードやバッテリーセーバーがオンになっていると、緊急SOSは働きません。 また、位置情報を緊急連絡先と共有するには、Wi-Fiかモバイル通信のどちらかにつながっている必要があります(出典は上記でお伝えしたGoogle公式ヘルプと同じです)。

電池を長持ちさせようとしてバッテリーセーバーを常にオンにしている方は、特に気をつけてください。 節約のつもりで入れた設定が、いざという時に働かない原因になります。 見守りの設定をする日に、この項目もあわせて確かめておきましょう。

設定の場所は、機種によって呼び方が変わります。 「安全性と緊急情報」「緊急情報サービス」など名前が違うことがあるので、1つの経路だけを覚えるのではなく、設定アプリの検索窓に「緊急」と入れて探すほうが確実です。

設定が終わったら、必ず本人と一緒に画面の出方だけを確かめます。 ここで実際に通報してしまうと、本当に助けを必要としている人への対応を遅らせることになるので、カウントダウンが始まったところで必ず取り消してください。 取り消し方まで含めて1度見ておくことが、誤った発信を防ぎます。

誤った発信は、実際によく起きます。 ポケットやカバンの中でボタンが押され、気づかないうちにカウントダウンが進んでいた、という形です。 だからこそ、警告音が鳴った時に取り消せると本人が知っていることに意味があります。

万一、本当に発信してしまった場合の対応も伝えておきましょう。 慌てて切らずに、つながった相手に「間違えました」と伝えるのが正しい対応です。 黙って切ると、安全の確認のために折り返しの電話や訪問が発生します。

緊急連絡先の登録も、この機会に済ませておくと確実です。 登録していないと、緊急SOSが働いても家族には何も届きません。 機能をオンにすることと、連絡先を入れておくことは別の作業だと考えてください。

なお、110番や119番そのものは、契約や設定に関係なくかけられます。 緊急SOSやメディカルIDは、駆けつけた人に情報を伝えるための備えであって、通報の代わりではありません。 災害の時の備えとあわせて、緊急通報と災害時のスマホの使い方も読んでおくと安心です。

シニア向けの注意点:緊急SOSは、iPhoneはサイドボタンと音量ボタンの長押し、Androidは電源ボタンを5回以上押すと始まります。 設定した日に、本人と一緒に画面の出方と取り消し方だけを確かめておきましょう。 機内モードやバッテリーセーバーがオンだと働かない点にも注意してください。

⑤迷惑電話・迷惑SMSを減らす設定と、頼れるサポート

結論として、迷惑電話と迷惑SMSへの備えは、無料でできることから始めて、足りなければ月額のオプションを足すのが順番です。楽天モバイルには、無料のものと有料のものが1つずつ用意されています。 違いを整理してお伝えします。

まず、無料でできることからです。 楽天モバイルには「迷惑SMS拒否設定」があり、これは無料で、申し込みも要りません。 対象の方には自動で適用されるため、何もしなくても働いています(出典:楽天モバイル公式「迷惑SMS拒否設定」)。

この設定は、有害なサイトのURLや電話番号が含まれるSMSを自動で拒否します。 ただし、これですべてのフィッシングSMSが届かなくなるわけではありません(出典:楽天モバイル公式「「迷惑SMS拒否設定」を設定することで、すべてのフィッシングSMSが届かなくなりますか?」)。

ですので「設定してあるから安心」と思い込まないことが大切です。 不審なSMSが届いた時にリンクを押さない、という習慣は、設定とは別に必要になります。

設定の中身を変えたい時は、「my 楽天モバイル」から操作します。 なお、Rakuten Linkのアプリ同士でやり取りするメッセージは、この設定の対象外です。

次に、有料のオプションです。 「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」は月額330円(税込)で、着信の前に発信元の情報を判別して画面に表示します。 詐欺のおそれが高いと判断した番号は、自動で着信を拒否します(出典:楽天モバイル公式「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」)。

このオプションには無料で試せる期間が用意されていますが、条件や期間は変わることがあります。 申し込む前に、公式の案内で今の条件を確かめてください(申し込み方法は楽天モバイル公式「迷惑電話・SMS対策 by Whoscallのお申し込み方法・ご利用方法」にまとまっています)。

2つのサービスは役割が違います。 無料の「迷惑SMS拒否設定」はSMSだけが対象で、有料のWhoscallは電話の着信にも対応します。 知らない番号からの電話が多くて困っている場合は、後者を足す価値があります(出典:楽天モバイル公式「「迷惑SMS拒否設定」と「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」の違いはなんですか?」)。

65歳以上の方は、費用の面で有利になる仕組みもあります。 最強シニアプログラムに参加登録すると毎月110ポイントが還元され、対象のオプションに申し込むと追加で毎月1,100ポイントが還元されます(出典:楽天モバイル公式「最強シニアプログラム」)。

ここで注意したいのは、料金そのものが下がるのではないという点です。 還元されるのはポイントなので、請求される金額は変わりません。 貯まったポイントを通信費に充てて、初めて負担が軽くなる形です。

設定を家族だけで抱え込まない方法もあります。 操作を繰り返し教えてほしい場合は「あんしん操作サポート」(月額550円・税込)があり、対応しているショップで操作方法を何度でも教えてもらえます(出典:楽天モバイル公式「あんしん操作サポート」)。

離れて暮らしていて、店舗まで付き添えない場合には別の選択肢があります。 「スマホ操作遠隔サポート」(月額550円・税込)を使うと、画面を遠隔で見てもらいながら、Wi-Fiやメールの設定、電話帳の登録、アプリの取得や初期設定を案内してもらえます(出典:楽天モバイル公式「スマホ操作遠隔サポート」)。

2つの使い分けは、覚えてしまえば簡単です。 店舗へ通えるなら「あんしん操作サポート」、電話ごしに画面を見てもらいたいなら「スマホ操作遠隔サポート」を選びます。 申し込みと利用の流れは楽天モバイル公式「スマホ操作遠隔サポート(お申し込み方法・ご利用方法)」にまとまっています。

ここまでの内容をまとめます。 位置の共有はiPhone同士なら「探す」とファミリー共有、機種が混ざっているならGoogleマップの「現在地の共有」でそろえられます。 緊急SOSはiPhoneとAndroidで始め方が違い、どちらも緊急連絡先を登録して初めて家族に知らせが届きます。

迷惑電話と迷惑SMSは、無料の「迷惑SMS拒否設定」がすでに働いており、足りなければ月額330円のWhoscallを足す形になります。 そして、どの設定も本人の同意のうえで、本人のスマホで一緒に進めるのが基本です。 1度で全部やろうとせず、位置の共有から順に、1つずつ増やしていくと無理がありません。

見守りや家族の手伝いについてもっと知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

シニア向けの注意点:迷惑SMSを拒否する設定は無料ですでに働いていますが、それだけですべてを防げるわけではありません。 知らない番号からの電話が多い場合は、月額330円の「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」を足すことも考えてみてください。 設定に自信がない時は、1人で抱え込まず、ショップや遠隔のサポートに頼って大丈夫です。