ahamo・povo・LINEMOと楽天モバイルの比べ方|料金の考え方・サポートの違い・向き不向き
このページでは、ahamo・povo・LINEMOという3つのオンライン専用プランと、楽天モバイルを比べる方法をまとめます。 どれも毎月の負担を抑えたい方に人気がありますが、料金の決まり方もサポートの受け方も違うため、金額だけを並べても答えが出ません。
比べる時の物差しを、料金の考え方・サポートの違い・向き不向きの3つに絞ってご案内します。 数字は執筆時点(2026年8月)のもので、出典のリンクを併記していますので、申し込む前には必ず各社の公式ページで最新の内容をご確認ください。
本記事にはPRを含みます。
①料金の決まり方が3通りに分かれる
結論から言うと、4つのプランは料金の決まり方そのものが違うため、月額だけを見比べても自分にとって安いかどうかは分かりません。まず「どういう決まり方なのか」を3通りに整理すると、比べる作業がぐっと楽になります。
料金の決まり方は、定額制・段階制・購入制の3通りです。 どれが優れているという話ではなく、毎月の使い方が一定なのか、月によって変わるのかで、合う形が変わります。
1つ目は、定額制です。 使ったデータ量にかかわらず、毎月同じ額を払う形です。 執筆時点では、ahamoとLINEMOベストプランVがこの形にあたります。
2つ目は、段階制です。
使ったデータ量に応じて、その月の料金が自動で決まります。
楽天モバイルのRakuten最強プランと、LINEMOベストプランがこの形です。
3つ目は、購入制です。
基本料が0円で、データや通話を必要な時に「トッピング」として買い足します。povo2.0がこの形で、他の3つとは考え方が大きく異なります。
定額制の良いところは、毎月の請求額が事前に読めることです。 動画を長く見た月も、ほとんど使わなかった月も、支払いは同じです。 家計の管理をしやすい反面、あまり使わない月も同じ額を払う点が引っかかる方もいます。
段階制の良いところは、使わなかった月は自動で安くなることです。 月によって外出の多さが変わる方や、自宅のWi-Fiを使う日が多い方に向いています。 一方で、請求額が月ごとに動くため、「毎月きっちり同じ額にしたい」という方には落ち着かなく感じられます。
購入制は、使う月と使わない月の差が極端に大きい方に向いた形です。 ただし、povo2.0には注意点があります。 有料トッピングの有効期限が切れた日の翌日から180日間、有料のトッピングを買わないままでいると利用停止になります(出典:povo公式FAQ「長期間(180日間)トッピングを購入していないと利用停止」)。
つまり、ずっと0円のまま持ち続けられるわけではありません。 電話番号を維持するだけの使い方を考えている方は、この点を必ず確認してください。
もう1つ、料金の考え方で見落としやすいのが通話料の扱いです。 月額料金の中に通話定額が含まれているのか、別に申し込むのか、アプリを使えば無料になるのかは、プランごとに違います。
ahamoとLINEMOベストプランVは、5分以内の国内通話が月額料金に含まれています。 楽天モバイルは、Rakuten Linkというアプリから発信した国内通話が無料です(出典:楽天モバイル公式「Rakuten Link」)。
この2つは、同じ「通話が安い」でも条件が違います。ahamoは普段お使いの電話アプリでそのまま5分まで無料ですが、楽天モバイルは必ず専用のアプリから発信する必要があります。 うっかり標準の電話アプリからかけると、30秒あたり22円(税込)の通話料がかかります。
povo2.0とLINEMOベストプランには通話定額が含まれていません。 通話が多い方は、通話用のトッピングやオプションを足した状態の金額で比べないと、実際の負担を見誤ります。
段階制を選ぶ時に大事なのが、料金が切り替わる境目の数字です。 楽天モバイルの境目は3GBと20GBの2か所で、LINEMOベストプランの境目は3GBの1か所だけです。
この違いは、使い過ぎた月に効いてきます。 楽天モバイルは3GBを超えても20GBまでは2,178円のままですが、LINEMOベストプランは3GBを超えると2,090円に上がり、10GBを超えると送受信最大300kbps、15GBを超えると最大128kbpsまで速度が落ちます。
具体例で考えてみます。 普段は月2GBほどしか使わない方が、夏の帰省で地図と動画を使い、その月だけ8GBまで増えたとします。
この場合、楽天モバイルなら普段の月は1,078円、8GB使った月だけ2,178円になります。LINEMOベストプランなら普段は990円、8GBの月は2,090円です。 どちらも「使った月だけ上がる」形なので、たまに増える程度なら負担は限られます。
反対に、毎月25GB前後を使い続ける方がこの2つを選ぶと、割高になります。 楽天モバイルは3,278円の無制限に入り、LINEMOベストプランは10GBを超えた時点で速度制限にかかるためです。 このように、境目の数字と普段の使い方を突き合わせるのが、料金を比べる時の要点になります。
シニア向けの注意点:「基本料0円」という言葉だけで選ぶと、後から負担が増えることがあります。 データも通話も別に買う形なのか、最初から含まれているのかを確かめてから、金額を比べてください。
②執筆時点の料金を並べて比べる
結論から言うと、データを月3GBほどしか使わないならLINEMOベストプランが最も安く、通話をよくかけるなら楽天モバイル、データを30GB近く使うならahamoかLINEMOベストプランVが候補になります。ここでは執筆時点(2026年8月)の金額を、同じ表に並べて確かめます。
金額はすべて税込です。 キャンペーンによる割引は時期で変わるため、ここには含めていません。
| プラン | 月額料金 | データ量 | 通話 |
|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | 1,078円/2,178円/3,278円 | 3GB/20GB/無制限の3段階 | 専用アプリからの発信が無料 |
| ahamo | 2,970円 | 30GB | 5分以内が無料 |
| LINEMOベストプラン | 990円/2,090円 | 3GB/10GBの2段階 | プランに定額は含まれない |
| LINEMOベストプランV | 2,970円 | 30GB | 5分以内が無料 |
| povo2.0 | 基本料0円+購入分 | 買ったトッピング分 | プランに定額は含まれない |
それぞれの出典を挙げます。 楽天モバイルのRakuten最強プランは、3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、それを超えると無制限で3,278円の3段階です(出典:楽天モバイル公式「料金プラン」)。
ahamoは、月額2,970円で30GBまで使え、国内通話は5分以内が無料です。 データが足りない方向けに「ahamo大盛りオプション」があり、月額1,980円を足すと80GB追加されて合計110GBになります(出典:ahamo公式「料金・データ量」)。
LINEMOは2種類あります。LINEMOベストプランは3GBまで990円、10GBまで2,090円の段階制で、LINEMOベストプランVは30GBで2,970円、5分の国内通話定額が含まれます(出典:LINEMO公式「LINEMOの料金プラン」)。
povo2.0は、基本料が0円で、データや通話をトッピングとして買い足す形です(出典:povo公式「povo2.0とは?」)。 買う量と期間の組み合わせが多く、月額いくらという形で他と並べられないため、表では購入分と書いています。
この表から読み取れることを整理します。 データを月3GBまでしか使わない方の場合、最も安いのはLINEMOベストプランの990円で、楽天モバイルの1,078円がその次です。 差は月に88円ですから、金額だけで決める必要はありません。
データを月10GB前後使う方の場合は、楽天モバイルの2,178円とLINEMOベストプランの2,090円が近い金額で並びます。 20GBまで使う月がある方なら、楽天モバイルは2,178円のまま据え置かれるため、有利になりやすいです。
データを30GB近く使う方の場合、ahamoとLINEMOベストプランVがどちらも2,970円です。 楽天モバイルはこの量になると3,278円の無制限に入るため、308円高くなります。 その代わり、使い過ぎても料金がそれ以上には上がりません。
通話をよくかける方は、金額の見え方が変わります。 楽天モバイルは専用アプリからの国内通話が無料なので、長電話や固定電話への連絡が多いほど得になります。ahamoとLINEMOベストプランVの無料は5分以内までなので、話が長くなる方は超えた分の通話料がかかります。
乗り換えの時にかかる費用も確認しておきます。 執筆時点では、大手3社のMNP転出手数料は原則0円です(出典:総務省「携帯電話ポータルサイト」)。
受け入れ側の楽天モバイルも、契約事務手数料は0円です(ただし同一名義で累計5回線目以降の契約は3,850円)。 ahamoとpovoは契約解除料もかかりませんが、LINEMOは加入から12か月以内に解約すると契約解除料がかかる場合があります(出典:LINEMO公式FAQ「解約する際の契約解除料はかかりますか?」)。
月々の差を、1年分に直して見てみます。 月3GBまでの使い方なら、楽天モバイルとLINEMOベストプランの差は月88円ですから、1年で1,056円です。
30GB前後の使い方なら、楽天モバイルとahamoの差は月308円で、1年では3,696円になります。 乗り換えの手間をかけてまで動かす金額かどうかは、この年額で判断すると迷いません。
ここに通話料が加わると、順位が変わることがあります。 毎月30分の長電話を10回する方が5分の枠を超えた場合、超過分の通話料は決して小さくありません。 通話が多い自覚のある方は、月額の差より通話の条件を重く見てください。
なお、各社ともキャンペーンによる割引やポイント還元を行っていることがあります。 内容も期間も頻繁に変わるため、本記事では具体的な金額は載せていません。 申し込む前に楽天モバイル公式「キャンペーン・特典」や各社の公式ページで、その時点の条件をご確認ください。
シニア向けの注意点:表の金額は執筆時点のものです。 料金は改定されることがありますので、申し込む直前にもう一度、上記の出典リンクから公式ページを開いて確かめてください。
③サポートの受け方がどう違うか
結論から言うと、ahamo・povo・LINEMOは手続きも相談もオンラインで進めるプランで、対面の相談は原則できないか有料です。楽天モバイルは自社のショップで対面の手続きやサポートを受けられるため、ここが料金以上に大きな分かれ目になります。
なぜこの差があるかというと、3つのプランは店舗の運営費や人件費を抑えることで、月額料金を安くしているからです。 安さとサポートの手厚さは表と裏の関係にあり、どちらを取るかという選択になります。
まず、ahamoのサポートを見ます。ahamoは申し込みから契約後の手続きまで、オンラインで受け付けるプランです。
ドコモショップで手続きを手伝ってもらうこともできますが、有償のサービスになります。「ahamo WEBお申込みサポート」と「ahamo WEBお手続きサポート」があり、それぞれ3,300円(税込)です。
この有償サポートは、店員が代わりに手続きをしてくれるものではありません。 操作はご自身で進め、店員は横で案内をする形です(出典:ahamo公式FAQ「ahamoの申込みや各種手続きは、ドコモショップでサポートしてもらえますか?」)。
チャットでの相談もできます。AIによる自動応答は年中無休で、スタッフによるチャット対応は午前9時から午後10時までです(出典:ahamo公式「サポート」)。
次に、povo2.0です。povo2.0の問い合わせは、チャットの窓口が中心になります。 まず公式のよくある質問で調べ、解決しない時にチャットで相談する流れが前提です(出典:povo公式「povo2.0 FAQ」)。
トッピングの購入も解約の手続きも、すべて専用のアプリから行います。 スマホの操作に慣れていない方には、この点が負担になりやすいです。
LINEMOもオンライン専用で、相談はチャットが中心です(出典:LINEMO公式「カスタマーサポート(お問い合わせ)」)。 ただし有料の「店頭スマホサポート」があり、ソフトバンクまたはワイモバイルの取扱店に来店して受けられます。
この店頭スマホサポートは、一部の店舗では受け付けていません。 利用を考えている方は、近くの店舗が対応しているかを先に確認してください(出典:LINEMO公式「店頭スマホサポート」)。
これに対して楽天モバイルは、自社のショップで対面のサポートを受けられます。 契約や乗り換えの手続きだけでなく、故障の受付、製品の初期設定、データ移行の手伝いなどに対応しています(出典:楽天モバイル公式「楽天モバイルショップでできること」)。
ただし、店頭のすべてが無料というわけではありません。 操作方法を繰り返し教えてもらえる「あんしん操作サポート」は月額550円(税込)で、データ移行サポートは内容ごとの都度払いです。
データ移行サポートの料金は、アカウント移行が1,100円、LINEのデータ移行が1,650円、電話帳や写真などの移行が2,200円です(いずれも税込。出典:楽天モバイル公式「データ移行サポート」)。 家電量販店の中にある店舗や郵便局内の店舗は、これらのサポートの対象外です。
4つのプランのサポートを、下の表にまとめました。 対面で相談したいかどうかで、選ぶ先が絞られます。
| プラン | 対面のサポート | 主な相談方法 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル | 自社ショップで受けられる | 店舗・チャット・電話 |
| ahamo | ドコモショップで有償(3,300円) | チャット・オンライン |
| LINEMO | 有料の店頭スマホサポート(対応店舗のみ) | チャット・オンライン |
| povo2.0 | なし | チャット・よくある質問 |
楽天モバイルの電話やチャットの窓口については、AIによる自動応答が24時間対応です。 オペレーターによる対応には受付時間があり、23時以降は問い合わせの途中でも終了します(出典:楽天モバイル公式「お問い合わせ」)。
どんな場面で対面のサポートが役に立つかも、具体的に挙げておきます。 多いのは、乗り換え直後に電波が入らない時と、SIMを差し替えたのに通話ができない時です。
この2つは、画面のどこを見れば良いかが分かれば数分で解決することが多いのですが、電話越しの説明だけでは伝わりにくい種類のつまずきです。 実物を見せられる店舗の強みが出る場面だと言えます。
写真や電話帳の移行も、対面のほうが安心できる作業です。 自分で行う場合は、事前のバックアップや、元のスマホのIDとパスワードの確認が必要になります。
楽天モバイルの店舗を利用する場合は、来店予約をしておくと待ち時間を減らせます。 予約はWebと電話のどちらからでもできます。 混み合う土日の午後を避け、平日の午前中を選ぶと、落ち着いて相談できます。
シニア向けの注意点:サポートが薄いプランが悪いわけではありません。 ご家族が近くにいて操作を手伝ってもらえるなら、オンライン専用でも困ることは少ないです。1人で進める予定なら、対面で相談できるかどうかを優先して選んでください。
④通話とデータの使い方から自分の目安を決める
結論から言うと、比べる前に「自分が毎月どれくらいデータを使い、どれくらい通話をしているか」を数字で押さえておくと、迷いが一気に減ります。この2つの数字が分かれば、表のどの行を見れば良いかが決まります。
まず、データ量の調べ方です。 今お使いの携帯電話会社のマイページを開くと、直近の数か月の利用量が確認できます。
楽天モバイルをすでにお使いの方は、「my 楽天モバイル」から確認できます。 乗り換え前の方は、ドコモならMy docomo、auならMy au、ソフトバンクならMy SoftBankで調べられます。
1か月分だけを見て決めるのは避けてください。 旅行に行った月や、入院や帰省があった月は、普段より多くなっていることがあります。 できれば3か月分を見て、多かった月を基準に選ぶと安心です。
データ量の見当がつかない方のために、目安を挙げます。 動画を標準画質で1時間見ると約310MB、高画質なら約1GBを使います(出典:楽天モバイル公式「YouTubeの通信量はどれくらい?1時間あたりの目安や節約方法を紹介」)。
一方、Webサイトを見る、メールを読む、LINEで文字のやり取りをするといった使い方は、消費がとても少なく済みます。 写真や動画が多く流れるSNSを長く見る方は、その分だけ増えます。
この目安で考えると、外出先で動画をあまり見ない方は、月3GBに収まることが珍しくありません(出典:楽天モバイル公式「スマホのデータ容量とは?確認方法・増やす方法や料金プランの選び方を紹介」)。 反対に、移動中に動画を毎日1時間見る方は、それだけで月30GBに届きます。
次に、通話の調べ方です。 通話は、明細に載っている通話料の金額と、月にかけている回数の両方を見ます。
ここで見るべきなのは、1回の通話がどれくらい長いかです。 5分で終わることがほとんどなら、ahamoやLINEMOベストプランVの5分無料で足ります。
反対に、ご家族や友人と30分以上話すことが月に何度もある方は、5分の枠では足りません。 その場合は、時間の制限なく無料になる楽天モバイルの専用アプリが向いています。
自宅の固定電話や、お店の予約でかける番号が多い方も、楽天モバイルが有利です。 ただし、0570で始まる番号や、188などの3桁の特別な番号は無料の対象外です。
通話時間の調べ方も挙げておきます。 スマホの電話アプリを開き、発信や着信の履歴を表示すると、1回ごとの通話時間が残っています。
直近の2週間分を見返し、5分を超えた通話が何回あったかを数えてみてください。 その回数が月に5回を超えるようなら、時間の制限がない無料通話のほうが向いています。
自宅にWi-Fiがあるかどうかも、選ぶ前に確かめておきたい点です。 自宅で動画を見る時にWi-Fiにつないでいれば、その分はスマホのデータ量を使いません。
光回線やホームルーターを引いているご家庭なら、外出先で使う分だけで足りることが多く、3GBの段階に収まる可能性が高くなります。 反対に、自宅にWi-Fiがなく、スマホだけで動画を見る方は、20GB以上を見込んでおくと安心です。
使い方から選ぶ時の考え方を、順番に整理します。
- 3か月分のデータ利用量を調べ、多かった月の数字を基準にする
- 1回の通話が5分で終わるか、それより長いかを思い出す
※長い通話が多いなら通話定額の条件をよく見る - 自宅にWi-Fiがあるかどうかを確認する
※あれば必要なデータ量は少なく済む - 対面での相談が必要かどうかを家族と話す
この4つを埋めると、候補は自然に1つか2つに絞られます。 迷った時は、データ量の多い側で選んでおくと、使い過ぎによる速度制限や追加購入を避けられます。
65歳以上の方は、もう1つ確認しておきたい制度があります。 楽天モバイルには「最強シニアプログラム」があり、エントリーをして条件を満たすと毎月ポイントが還元されます(出典:楽天モバイル公式「最強シニアプログラム」)。
これは料金そのものが下がる仕組みではなく、ポイントでの還元です。 参加登録をしないと対象にならないため、契約しただけで自動的に受けられるものではない点に注意してください。
シニア向けの注意点:データ量の確認は、慌てて1日で済ませる必要はありません。 マイページの開き方が分からない時は、ご家族に一緒に見てもらうか、今お使いの携帯電話会社の窓口で聞けば教えてもらえます。
⑤向いている人・向いていない人+まとめ
結論から言うと、対面で相談したい方や通話が長い方は楽天モバイル、オンラインで完結できてデータを30GB前後使う方はahamoかLINEMOベストプランVが向いています。データが月3GBで収まり、費用を最優先にするならLINEMOベストプランが候補です。
向き不向きを、下の表にまとめました。 当てはまる行が多いものが、ご自身に合う候補です。
| こういう方 | 向いているプラン |
|---|---|
| 店舗で相談しながら手続きしたい | 楽天モバイル |
| 長電話が多い・固定電話へよくかける | 楽天モバイル |
| 月によってデータ量の差が大きい | 楽天モバイル・LINEMOベストプラン |
| 毎月同じ額にして家計を読みたい | ahamo・LINEMOベストプランV |
| データを月30GB近く使う | ahamo・LINEMOベストプランV |
| 月3GBで足り、費用を最優先にしたい | LINEMOベストプラン |
楽天モバイルが向いている方から見ていきます。 一番大きいのは、対面で相談できる点です。 初期設定やデータ移行でつまずいた時に、店舗へ持ち込んで見てもらえる安心感は、オンライン専用のプランでは得られません。
通話の面でも有利です。 専用アプリからの発信であれば、時間の制限なく国内通話が無料になります。 毎日のように長電話をする方なら、この1点だけで選ぶ価値があります。
料金の面では、使わない月は自動的に安くなる段階制が働きます。 外出が少ない月と多い月の差が大きい方に向いています。
次に、ahamoが向いている方です。 毎月のデータ量が20GBから30GBで安定していて、請求額を一定にしたい方に合います。 ドコモの回線をそのまま使うため、今ドコモをお使いで電波に不満がない方は、つながりやすさが変わらない点も利点です。
LINEMOベストプランVも金額とデータ量はahamoと同じです。 違いはソフトバンクの回線を使う点と、対面サポートの条件です。 今お使いの回線でつながりやすいかどうかを基準に選ぶと迷いません。
LINEMOベストプランが向いているのは、データをあまり使わず、費用を最優先にしたい方です。 月3GBまでなら990円で、この4つの中では最も安く収まります。
反対に、これらのプランを慎重に検討したほうが良い方もいます。
1つ目は、スマホの操作に強い不安があり、周りに聞ける方がいない場合です。 ahamo・povo・LINEMOは手続きも設定も原則ご自身で進めるため、途中で止まってしまうと先に進めません。
2つ目は、povo2.0で電話番号の維持だけを考えている場合です。
上記の「①料金の決まり方が3通りに分かれる」でお伝えした通り、180日間トッピングを買わないと利用停止になるため、放置はできません。
3つ目は、キャリアメールをどうしても変えたくない場合です。ahamo・povo・LINEMOにはキャリアメールがなく、楽天モバイルも同様です。
今のメールアドレスを使い続けたい方は、有料の持ち運びサービスを申し込むか、別のメールへ切り替える準備が必要です。
ここまでお伝えしてきた通り、4つのプランは料金の決まり方とサポートの受け方が違うだけで、優劣があるわけではありません。 ご自身のデータ量と通話の長さ、そして対面で相談したいかどうかを先に決めれば、答えは自然に絞られます。
比べる時は、月額の数字だけでなく、通話定額を足した状態で並べてください。 通話が多い方の場合、月額が安く見えたプランのほうが、最終的な支払いは高くなることがあります。
決めきれない時は、無理に1回で結論を出さず、まずデータ利用量の確認だけ済ませておくのがおすすめです。 数字が手元にあれば、後の判断はずっと楽になります。
楽天モバイルを候補に入れる方は、生活圏が対応エリアに入っているかも先に確認しておきましょう。 つながりやすさは住んでいる場所によって差があるため、料金より先に見ておくと後悔がありません。 次の記事も参考にしてください。
- 楽天モバイルとは?特徴・料金・デメリット・エリアの総まとめ
- ahamo・povo・LINEMOから楽天モバイルへの乗り換え手順
- Rakuten最強プランの料金3段階|3GB・20GB・無制限の境目
- 楽天モバイルのデメリットと向かない人
- 楽天モバイルの通信エリアと電波の確かめ方
シニア向けの注意点:プランを選ぶ作業は、1日で終わらせなくて構いません。 データ量の確認、通話の振り返り、サポートの希望という順番で、何日かに分けて考えれば十分です。 迷ったら、対面で相談できるかどうかを最後の決め手にすると、後で困りにくくなります。