格安SIMから楽天モバイルへ乗り換える|mineo・IIJmio・イオンモバイルの対応状況と注意点
このページでは、mineo・IIJmio・イオンモバイルといった格安SIMから楽天モバイルへ乗り換える時の手順と注意点をまとめます。 乗り換え前に確かめること、MNPワンストップの対応状況、実際にかかる費用、申し込みから開通までの流れ、そして格安SIMならではの見落としまで、順番に整理していきます。
先に結論をお伝えします。 執筆時点(2026年8月)では、mineo・IIJmio・イオンモバイルの3社ともMNPワンストップに対応済みです。
つまり、乗り換え前にMNP予約番号を取得する必要はなく、楽天モバイルの申し込み画面だけで手続きを進められます。 「格安SIMだから予約番号が必要なはず」と思い込んで、要らない手続きに時間をかけてしまう方が少なくないので、ここは最初に押さえておいてください。
ただし、条件が1つあります。 ワンストップが使えるのはインターネットからの申し込みだけで、店舗の窓口で契約する場合は、今まで通りMNP予約番号が必要です。
さらに、解約する月の料金の扱いは3社で違います。 同じ「格安SIM」でも中身が違うため、まとめて覚えるのではなく、ご自身が契約している事業者の条件を1つずつ確かめるのが確実です。
なお、対応状況や手数料は変わることがあります。 この記事は執筆時点(2026年8月)の情報に基づいていますので、最終的な内容は必ず楽天モバイル公式「MNPワンストップ」と、各社の公式ページでご確認ください。
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①乗り換える前に確かめる3つのこと
結論から言うと、格安SIMから楽天モバイルへ乗り換える前に確かめるのは、「今の契約が音声通話つきかどうか」「契約の名義」「申し込みをWebと店舗のどちらで行うか」の3つです。この3つがはっきりしていれば、手続きの途中で止まる場面はほとんどなくなります。
1つ目は、今の契約が音声通話つきのSIMかどうかです。 格安SIMには、電話番号を使って通話ができる「音声通話SIM」と、インターネットだけが使える「データ専用SIM」の2種類があります。
番号をそのまま引き継ぐ乗り換え(MNP)ができるのは、音声通話つきの契約だけです。 データ専用SIMには引き継ぐ電話番号そのものがないため、乗り換えではなく楽天モバイルでの新規契約になります。
IIJmioの場合、MNPで他社へ乗り換えられるのは、ギガプランの音声通話SIMと音声eSIM、そしてmioモバイルの音声通話SIMだと公式に案内されています(出典:IIJmio Q&A「MNP転出(他社への乗り換え)はできますか?」)。
ご自身の契約がどちらか分からない時は、毎月の請求内容を見るのが早いです。 通話料の項目があったり、プラン名に「音声」と入っていたりすれば、音声通話つきの契約だと判断できます。
2つ目は、契約の名義です。 乗り換え元の契約者と、楽天モバイルの契約者の名義が違うと、手続きが途中で止まります。
格安SIMは費用を抑えたい方が選ぶことが多く、その流れでお子様やご家族が代表してまとめて契約しているケースが目立ちます。 ご自身の名義になっているか自信がない場合は、乗り換え前にマイページで契約者名を確認しておきましょう。
名義が家族のものだった場合は、先に名義変更を済ませるか、契約者ご本人に手続きをしてもらう形になります。 名義変更には日数がかかることがあるため、乗り換えを決めた段階で早めに動くのが安心です。
3つ目は、申し込みをWebと店舗のどちらで行うかです。 これは費用の問題ではなく、手続きのやり方そのものが変わる分かれ道になります。
MNPワンストップが使えるのはインターネットからの申し込みだけで、店舗の窓口で契約する場合は、乗り換え元でMNP予約番号を取得してから出向く必要があります。 「Webで申し込むなら予約番号なし、店舗で申し込むなら予約番号あり」と覚えておくと分かりやすいです。
この3つに加えて、手元に準備しておくものも確認しておきましょう。 準備で手続きの快適さがほぼ決まります。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- 支払いに使うクレジットカード、または口座の情報
- 楽天会員のIDとパスワード
※忘れている場合は事前に再設定しておきます - 乗り換え元のマイページにログインするIDとパスワード
- Wi-Fiにつながる環境
※eSIMを選ぶ場合は開通の操作で必要になります
特に見落としやすいのが、一番下の乗り換え元のIDとパスワードです。 MNPワンストップでは、手続きの途中で乗り換え元のマイページにログインし、番号を引き継ぐ意思を確認する画面が出てきます。
格安SIMは日常的にマイページを開かない方が多いため、この画面でパスワードが分からず止まってしまうのが典型的なつまずきです。 乗り換えを決めたら、まず乗り換え元のマイページにログインできるか試してみてください。
あわせて、今の契約に最低利用期間や解約時の費用が残っていないかも見ておきます。 「乗り換えにかかる費用と解約月の料金」で説明する通り、3社とも解約時の違約金は原則としてかかりませんが、古いプランのままの場合は条件が異なることがあります。
もし調べた結果、ご自身の契約がデータ専用SIMだった場合はどうなるのでしょうか。 その場合は番号の引き継ぎができないため、楽天モバイルで新しく契約する形になります。
この時に気を付けたいのが、乗り換え元の解約です。MNPで乗り換えた場合は自動的に解約されますが、新規契約の場合は自動では解約されません。
そのまま放置すると、両方の料金を払い続けることになります。 新規契約を選ぶ時は、乗り換え元の解約手続きを自分で行う必要がある、と覚えておいてください。
もう1つ、乗り換えの時期についても触れておきます。 準備が整ったら、月末ぎりぎりを狙うより、時間に余裕のある日を選ぶほうが安心です。
開通の手続きは時間帯によって完了するタイミングが変わり、夜遅くに操作すると翌日の開通になる場合があるためです。 月末に慌てて手続きして、切り替えが翌月にずれ込むと、思っていた月と料金の計算が変わってしまいます。
シニア向けの注意点:3つと聞くと多く感じるかもしれませんが、実際にやることは「請求内容を見る」「マイページにログインしてみる」の2つだけです。 どちらも数分で終わります。 ここを飛ばして申し込みを始めると、途中で調べ物が発生して余計に時間がかかるので、先に済ませておくほうが結果的に楽です。
②mineo・IIJmio・イオンモバイルの対応状況
結論から言うと、mineo・IIJmio・イオンモバイルはいずれもMNPワンストップに対応しており、楽天モバイルの申し込み画面だけで乗り換えを進められます。ただし、対応の始まった時期や、使える申し込み方法の細かい条件は事業者ごとに違います。
まず、3社の対応状況を表にまとめます。 いずれも執筆時点(2026年8月)の公式情報に基づく内容です。
| 事業者 | MNPワンストップ | 使える申し込み方法 |
|---|---|---|
| mineo | 対応(2023年7月3日開始) | Webの申し込みのみ |
| IIJmio | 対応(対応事業者への転出) | Webの申し込みのみ |
| イオンモバイル | 対応(2024年6月20日受付開始) | インターネット契約のみ |
mineoは、MNPワンストップに対応していると公式のよくあるご質問で明記されています(出典:mineo公式「mineoはMNPワンストップに対応していますか?」)。
他社からmineoへの転入は2023年7月3日に受付が始まり、mineoから他社への転出にも対応しています(出典:mineo公式「MNPワンストップ方式によるMNP手続き開始のお知らせ」)。
注意したいのは、mineoのワンストップがWebの申し込み限定である点です。 公式の案内では、mineoショップ・mineoスポット・mineoショップオンライン・サポート店・販売店・お届け店では利用できないとされています。
また、転出先での手続きが完了すると、mineoの通信サービスは自動的に終了します。 自分でmineoに解約の連絡を入れる必要はありません(出典:mineo公式「MNPでmineoから他社に転出する流れを知りたい。」)。
IIJmioは、MNPワンストップに対応した事業者への転出であれば、IIJmio側でMNP予約番号を発行する必要はないと公式に案内しています。 楽天モバイルはワンストップ対応事業者なので、この条件に当てはまります(出典:IIJmio Q&A「MNPワンストップ対応事業者へのMNP転出は可能ですか?」)。
対象になるのは、上記でお伝えした通り、ギガプランの音声通話SIM・音声eSIMと、mioモバイルの音声通話SIMです。 データ専用SIMは番号の引き継ぎができないため、この対象には入りません。
イオンモバイルは、2024年6月20日から、インターネット契約でのMNPワンストップ方式の受付を始めました。 他社からイオンモバイルへの転入と、イオンモバイルから他社への転出のどちらも対応すると公式に案内されています(出典:イオンモバイル「インターネット契約でのMNPワンストップ方式による通信会社のお乗換え(MNP)手続きの受付開始について」)。
イオンモバイルはイオンの店舗内に窓口があり、対面で相談できるのが特徴です。 ただ、その窓口で乗り換えの相談をした場合、手続きはインターネット契約ではなくなるため、ワンストップの対象から外れる点に注意してください。
では、ワンストップが使えないやり方を選んだ場合はどうなるのでしょうか。 その場合は、従来通り、乗り換え元でMNP予約番号を取得してから楽天モバイルに申し込む流れになります。
イオンモバイルの予約番号は、マイページから申し込みます。 当日の8時00分までに申し込むと同日の23時00分に発行され、発行日を含む15日間が有効期限になります(出典:イオンモバイル「MNP予約番号の発行日や有効期間について教えてください。」)。
ここで気を付けたいのが、楽天モバイルにWebから申し込む場合、有効期間が7日以上残っている予約番号が必要になることです。 発行に半日ほどかかることを踏まえると、予約番号を取得したらできるだけ早く申し込みを進めるのが安全です。
自分の乗り換えがワンストップになっているかを確かめる、一番簡単なやり方もお伝えします。 楽天モバイルの申し込みを進めてみて、予約番号の入力を求められなければワンストップで進んでいます。
反対に入力欄が出てきたら、乗り換え元で予約番号を取得する従来の流れです。 画面で確かめるのが、公式ページを読み比べるより確実で早い方法です。
シニア向けの注意点:「対応しているか分からない」と不安になった時は、無理に調べ続けなくて大丈夫です。 申し込みを確定する前の段階まで進めてみて、予約番号の入力欄が出てくるかどうかを見れば判断できます。 途中で画面を閉じても契約は成立しないので、確かめるだけなら安心して進めてください。
③乗り換えにかかる費用と解約月の料金
結論から言うと、3社とも解約金・MNP転出手数料は原則かからず、楽天モバイルの契約事務手数料も0円です。ただし、解約する月の基本料金が日割りになるかどうかは事業者ごとに違い、ここが乗り換える時期の判断に効いてきます。
まず、乗り換え元で発生しうる費用を整理します。 以前までは、格安SIMの解約には契約解除料やMNP転出手数料がかかるのが普通でしたが、現在は状況が大きく変わっています。
mineoのMNP転出手数料は、2021年4月1日から一律無料になりました(出典:mineo公式「MNP転出手数料の改定について」)。 解約精算金や最低利用期間もないと公式に案内されています。
IIJmioも、ギガプランとmioモバイルではMNP転出手数料が発生しません(出典:IIJmio Q&A「MNP転出の際に手数料は発生しますか?」)。
ただしIIJmioには、音声通話機能を早い時期に解除した場合の「音声通話機能解除調定金」という仕組みがありました。 これは2021年4月1日以降にギガプランを申し込んだ場合は発生しないと案内されていますので、それより前から契約を続けている方は、ご自身のプラン名を確認しておくと安心です(出典:IIJmio Q&A「解約時に違約金や手数料は発生しますか?」)。
イオンモバイルは、契約解除料・違約金がなく、解約手数料もかからないと公式に案内されています(出典:イオンモバイル「契約解除料や、違約金は発生しますか?」)。 その他の手数料が気になる場合は、イオンモバイル「各種手数料」の一覧で最新の金額をご確認ください。
次に、乗り換え先である楽天モバイル側の費用です。 契約事務手数料は0円で、MNPで番号を引き継ぐこと自体にも費用はかかりません。
例外は回線数が多い場合です。 同一名義で累計5回線目以降の契約になると3,850円(税込)がかかります(出典:楽天モバイル公式「契約事務手数料」)。
ここまでを整理すると、乗り換えそのものにかかる費用は、3社いずれも実質0円です。 費用面で乗り換えをためらう理由は、ほぼないと言って良い状況になっています。
では何に気を付けるのかというと、解約する月の基本料金の扱いです。 ここは3社で条件が分かれるので、表で見比べてください。
| 事業者 | 解約月の基本料金 | 注意点 |
|---|---|---|
| mineo | 日割り請求 | 課金開始翌月末までの解約は満額請求 |
| IIJmio | 日割りなし(満額請求) | 利用開始月は日割りだが解約月は満額 |
| イオンモバイル | 日割りなし(満額請求) | 申し込み日にかかわらず当月末日まで請求 |
| 楽天モバイル(乗り換え先) | 日割りなし | 使ったデータ量に応じた段階制の料金 |
mineoは、課金開始月と解約月のどちらも月額基本料金が日割り請求になります。 ただし、課金開始の翌月末までに解約した場合は、解約月が満額請求になる決まりです(出典:mineo公式「月の途中で解約する場合、利用料金は日割りになりますか?」)。
IIJmioは、これとは逆の扱いになります。 利用開始月の月額料金は日割りですが、解約する月は日割りにならず、月末までの月額基本料金が満額で請求されます(出典:IIJmio Q&A「MNP転出月の利用料金はどうなりますか?」)。
始まりの月と終わりの月で扱いが違うので、ここは混同しないようにしてください。 なお最低利用期間は「課金開始日を含む月の末日まで」で、2年契約のような期間の縛りはありません(出典:IIJmio Q&A「最低利用期間を教えてください。」)。
イオンモバイルも日割りになりません。 解約の申し込み日にかかわらず、当月末日までの利用料金が全額請求されます(出典:イオンモバイル「イオンモバイルを解約時または解約後に発生する費用はございますか。」)。
この違いは、乗り換える日を決める時に効いてきます。 IIJmioとイオンモバイルから乗り換えるなら、月の初めに切り替えても月末に切り替えても支払う金額は同じなので、月の後半にゆっくり手続きしても損はありません。
反対に、mineoから乗り換えるなら、月の後半に切り替えるほど解約月の請求は小さくなります。 とはいえ差は数百円ですので、日にちを気にしすぎるより、準備が整った日に手続きするほうが確実です。
楽天モバイル側も、初月の料金は日割りになりません。 ただし、その月に使ったデータ量に応じた段階制の料金になるため、月末に開通したからといって無制限の3,278円(税込)を丸ごと払うわけではありません。
楽天モバイルの料金は、3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、それを超えると無制限で3,278円(いずれも税込)という3段階です(出典:楽天モバイル公式「料金プラン」)。
つまり、月末に開通してほとんどデータを使わなければ、その月は1,078円で済みます。 乗り換えの重なった月に二重の支払いが発生しても、金額としては小さく抑えられる仕組みです。
実際の負担を、具体的な例で考えてみましょう。 月額1,500円の格安SIMから月の半ばに乗り換えたとします。
mineoからであれば、解約月の基本料金は日割りなので、半月分のおよそ750円です。 これに楽天モバイル側の1,078円が加わって、その月の通信費は1,800円台になります。
イオンモバイルからであれば、解約月は満額の1,500円が請求されます。 楽天モバイル側の1,078円と合わせて2,500円台になり、mineoの場合より数百円多くなる計算です。
差は数百円ですので、これを理由に乗り換えを先延ばしにする必要はありません。 毎月の料金が下がれば、1か月から2か月でこの差は取り戻せます。
シニア向けの注意点:費用の話が続きましたが、覚えておくのは「乗り換えの手数料はかからない」「重なる月の負担は数百円から千円台に収まることが多い」の2点で十分です。 損をしない日を狙って待つより、準備が整った日に手続きしてしまうほうが、結果的に負担は小さくなります。
④申し込みから開通までの手順
結論から言うと、手順は「楽天モバイルの申し込み画面を開く」「他社から乗り換えを選ぶ」「乗り換え元のマイページで意思確認をする」「SIMを受け取って開通する」の4段階です。書類がそろっていれば、申し込み自体は15分ほどで終えられる方が多いです。
まず、楽天モバイルの申し込み画面を開き、プランを選びます。 選ぶプランはRakuten最強プランの1種類だけなので、ここで迷うことはありません。
次の画面で、契約の種類を選ぶ場面が出てきます。 ここで必ず「他社から乗り換え(MNP)」を選んでください。
誤って「新規契約」を選ぶと、今の電話番号は引き継がれず、新しい番号が発行されてしまいます。 長年使ってきた番号を残したい方にとっては取り返しがつかないので、この選択だけは画面をよく見て進めましょう。
続いて、乗り換え元の事業者を選びます。MNPワンストップでは、この後に乗り換え元のマイページへ自動でつながり、番号を引き継ぐ意思を確認する画面が表示されます。
ここで、上記でお伝えした乗り換え元のIDとパスワードを使います。 ログインして案内に従って進めれば、予約番号を控えたり入力したりする作業は一切ありません。
意思確認が終わると楽天モバイルの画面に戻り、本人確認と支払い方法の登録に進みます。 本人確認は、書類を撮影して送る方法のほか、その場で撮影して完結する方法も選べます。
ここまで済ませて申し込みを確定すると、手続きの状況は「my 楽天モバイル」で確認できるようになります。 乗り換え全体の詳しい流れは、楽天モバイル公式「Rakuten最強プランへの乗り換え手順」もあわせてご覧ください。
申し込みが終わったら、次はSIMを受け取って開通する段階です。 楽天モバイルではSIMカードとeSIMのどちらかを選べますが、受け取り方と開通のやり方が異なります。
SIMカードの場合
SIMカードは郵送で届きます。 届いたら今使っているSIMを抜いて差し替え、「my 楽天モバイル」の案内に従って開通の手続きをします。
手元に物が届くので、進み具合が目に見えて分かるのが利点です。 郵送を待つ日数がかかる分、急いでいない方に向いています。
eSIMの場合
eSIMは郵送を待たず、申し込んだその日のうちにスマホ本体へ設定できます。 ただし対応機種であることが前提で、設定の途中でWi-Fiにつながる環境が必要です。
操作でつまずいた時は、Wi-Fiにつないだ状態でアプリの案内をやり直すと解決することが多いです。 格安SIMをeSIMで使っていた方は、同じ要領で進められます。
最後が開通の手続きです。「my 楽天モバイル」で「MNP転入を開始する」を押すと、回線の切り替えが始まります。
この操作をする時間帯によって、完了するタイミングが変わります。 9時01分から21時00分までに手続きすれば当日中に完了し、21時01分から翌8時59分までに手続きした場合は、翌日の9時00分以降の完了になります(出典:楽天モバイル公式「「MNP転入を開始する」ボタンを押したあと、開通までどのくらい時間がかかりますか?」)。
切り替えの手続きをすると、それまで使っていた格安SIMの回線は使えなくなります。 大事な電話を待っている日は避け、日中の落ち着いた時間に行うのがおすすめです。
開通したら、電話とインターネットの両方が使えるかを確かめます。 通話は無料通話アプリのRakuten Linkから、インターネットはWi-Fiを切った状態でページを開いて確認します。
Androidをお使いで、インターネットだけつながらない場合は、APN設定が必要な機種の可能性があります。 その時は「rakuten.jp」を設定する手順を確認してください(出典:楽天モバイル公式「他社で利用していた製品でAPN設定は必要ですか?」)。
開通が済めば、乗り換え元の格安SIMは自動的に解約されます。 自分で解約の連絡を入れる必要はなく、二重に料金を払い続ける心配もありません。
開通した後にやっておきたいことも、あわせてお伝えします。 まず、Rakuten Linkアプリを入れて、楽天会員のIDでログインしておきます。
次に、ご家族など気心の知れた相手に1回だけ電話をかけて、声が普通に聞こえるかを確かめます。 着信も確認したい場合は、その相手からかけ直してもらうと確実です。
最後に、乗り換え元から届いていたSIMカードの扱いを確認しておきましょう。 返却が必要かどうかは事業者ごとに決まりが異なり、mineoの場合は解約時の注意事項としてまとめられています(出典:mineo公式「解約/MNPに関するご注意事項」)。
シニア向けの注意点:手順は4段階ありますが、実際に判断が必要なのは「他社から乗り換えを選ぶ」場面だけです。 残りは画面の案内に従って入力するだけなので、慌てずに1画面ずつ読み進めてください。 途中で分からなくなっても、多くの画面は一度閉じて続きから再開できます。
⑤格安SIMからの乗り換えで見落としやすい注意点
結論から言うと、格安SIMからの乗り換えで見落としやすいのは、「メールアドレスが使えなくなる」「今のスマホがそのまま使えるか」「通話の使い勝手が変わる」の3点です。大手からの乗り換えとは違う部分なので、ここだけは事前に確認しておきましょう。
1つ目は、乗り換え元のメールアドレスが使えなくなることです。 mineoでは、mineoのメールアドレスは転出先で継続できないと公式に案内されています。
格安SIMのメールアドレスは、大手のキャリアメールほど普段使いされていないことが多いのですが、契約時の登録先として残っている場合があります。 インターネット通販や公共料金の連絡先に設定していないか、乗り換え前に見直しておきましょう。
対策は簡単で、無料で使えるメール(Gmailなど)に登録先を切り替えておくことです。 一度切り替えておけば、次に乗り換える時も同じ作業をせずに済みます。
2つ目は、今お使いのスマホが楽天モバイルでそのまま使えるかどうかです。 格安SIMを使ってきた方は、大手で購入した中古のスマホや、家電量販店で買ったスマホをお使いのことが多く、対応状況を確認しておく価値があります。
確認は、楽天モバイル公式の「ご利用製品の対応状況確認」で機種名を調べるだけです(出典:楽天モバイル公式「ご利用製品の対応状況確認」)。
あわせてSIMロックも見ておきます。 2021年10月1日以降に発売された機種は原則としてSIMロックがかかっていませんが、それより前の機種は解除の手続きが必要な場合があります。
iPhoneであれば、「設定」から「一般」、「情報」と進み、「SIMロック」の欄が「SIMロックなし」になっていれば解除済みです。 解除の手続き自体は無料なので、必要な場合でも費用は発生しません。
3つ目は、通話の使い勝手が変わることです。 楽天モバイルで国内通話を無料にするには、Rakuten Linkという専用のアプリから発信する必要があります。
スマホに元から入っている電話アプリから発信すると、30秒あたり22円(税込)の通話料がかかります(出典:楽天モバイル公式「Rakuten Link」)。
格安SIMでは、通話料を抑えるために専用アプリを使う仕組みが以前から一般的でした。 すでに同じような使い方をしてきた方であれば、発信するアプリが変わるだけなので、戸惑うことは少ないはずです。
反対に、標準の電話アプリだけを使ってきた方は、慣れるまで発信先を間違えやすくなります。 乗り換え直後の数日は、通話の前にRakuten Linkを開く習慣を意識してみてください。
もう1つ、格安SIMから移る方が意外に感じるのが、データ量の使い方が変わる点です。 多くの格安SIMには、速度を落とす代わりにデータ量を消費しない「低速モード」の切り替えがありますが、楽天モバイルにはこの仕組みがありません。
その代わり、使った量に応じて料金が3段階で自動的に変わります。 節約のためにモードを切り替える操作は要らなくなり、使った分だけ支払う形になります。
データを使わない月は自動的に1,078円(税込)に収まるため、低速モードでやりくりしていた方ほど、手間が減ったと感じられるはずです。 使いすぎが心配な方は、「my 楽天モバイル」でその月のデータ利用量をいつでも確認できます。
最後に、電波の確認だけは乗り換え前に済ませておくことを強くおすすめします。 格安SIMは大手の回線を借りて提供されているため、これまで大手と同じ電波を使ってきたことになります。
楽天モバイルは自社の回線が中心になるので、ここは実際に変わる部分です。 ご自宅や職場、よく行く場所が対応しているかを、公式のサービスエリアマップで確認しておきましょう(出典:楽天モバイル公式「サービスエリアマップ」)。
電波の心配が大きい方は、いきなり乗り換えず、2回線目として楽天モバイルを追加して試す方法もあります。 デメリットを含めて先に知っておきたい方は、次の記事も参考にしてください。
- 楽天モバイルのデメリットと向かない人|電波・通話・サポートを正直にまとめます
- 楽天モバイルとは?特徴・料金・デメリット・エリアの総まとめ
- MNPワンストップとは?予約番号なしで乗り換える新方式を図解
- 楽天モバイルのエリアを自宅と生活圏で確認する方法
- 2回線目でお試し?デュアルSIMで楽天モバイルを試す方法
シニア向けの注意点:格安SIMからの乗り換えは、大手からの乗り換えより実は簡単なことが多いです。 すでにご自身でプランを選び、Webで契約した経験がある方がほとんどだからです。 新しく覚えることは通話アプリくらいなので、その1点だけ意識して進めれば十分です。